どの RCS にするか、ちょっと迷った件

最終的には git としました。決め手は subversion のレポジトリの変換に成功したのが、これだけだったため。

gentoo 的には portage と同じ python ベースの bazaar の方が、emerge するアイテム数も少なくて軽量感があったのですが、bzr-svn ではどうやっても subversion のレポジトリの変換に成功せず。加えて、頼みの綱の「Google 先生」もお手上げ。よって断念。そして残念。


個人的には、開発時には RCS の存在は欠かせません。

テストを一気に書き上げて、コードを一気に書き上げて、後でまとめてテストを実行しつつ、修正前との比較もしつつ、また最初に戻る、というのが私のスタイルなので、RCS なんか知らなかった大昔のころは hoge(\.bak){1,} なんて名前のファイルがディレクトリ内に溢れていたものでした。

で、いちいち diff っていたので、subversion を導入した時は、「便利になったもんや〜」と本当にシミジミしたものです。ただ、使いやすくはないんですよね、こいつは。特に、サーバと離れてチェックアウトをローカルで持ち出す時なんかは....

そんなこんなで、rails 界隈で github が随分と目立つようになってきたので、試してに git してみたところ、

これこれ。これよ。欲しかったのは。

という正に「目から鱗」状態でした。それからというもの、分散型の RCS について色々調べて回ったのですが、基本的な動作は大体似通っていて、Linus さんがおっしゃるほどのシビアな要求は私にはありませんので、何を使うかは好みの問題、という結論でした。

であれば、rails 絡みで git か。gentoo には pythonpython ならば bazaar か。しかし、使用中の subversion のレポジトリ数は現在も多いので、これらが活用できなければちょっとダメージが大きかったりしますので、変換できることが必須ね、という内容も含めた選択肢でしたが、上述の通りの結果に。

xrandr に対応していないためマルチヘッドでちょっとツラい ratpoison を諦めて、また新しい言語(Lua)を覚えなくてはならないから避けてきた awesome に移行した時と同じで、なかなか思う通りには行きませんね。