How light! SLIM, display manager.

gentoo に限定した話ではないのですが、昨日ふと、make した記録を保存しておこう、と、urxvt の出力をマウスでセレクト(いわゆるコピー)。
そして、emacs へとウインドウを切り換えてミドルボタン(いわゆるペースト)を押せば、事無きを得るはずだったのですが、ここで痛恨のオペレーションミス。何と、urxvt にそのままペースト!

erlang の yaws の make だったので、ほとんどコンパイルコンパイル済みファイルのコピー、特定の不要ファイルの削除、くらいで、システム絡みの作業ではありませんでしたから、大事には至らずに済みました。しかし、意外と多いターミナルからのコピー&ペースト。

urxvt にはいわゆるメニューがありませんので、この手の作業はもっぱらマウス頼み。OSX でも Terminal の出力をクリップボードへ書き出すコマンドがあったので、screen でも使って、X でも同様の処理ができるようした方がミスも少ないだろう、と、久々に screen を起動してみたところ、なぜか「X の二重起動」と怒られる。

考えてみれば、いちいち startx と、タイプするが面倒だったので、.zlogin に当該コマンドを記述しておいたのでした。とにかくスリムなシステムを、ということで、ディスプレイマネージャの起動もケチっていましたが、さすがにそういう訳にも行かなくなってしまったので、SLIM を導入してみました。

SLiM Manual

しかし、こちらも久々。設定ファイルの記述がアッサリ終わったのは。とても楽でした。

最初は、emacs や urxvt で文字化けするのに悩みましたが、いわゆるコンソールからログインしている訳ではないので、環境変数が設定されていないことに気づけば、いたって単純。LANG と LC_ALL だけ、.xinitrc に追記してあげれば、万事OK!

これだけ軽いと、起動時は華やかな方が絶対イイ訳で、この SLIM はぜひお勧めの一品ですね。