分かるなぁ〜(シミジミ

なぜ学力は低下したのか - Life like a clown

分かるなぁ〜。私も親族に無関心あるいはプレッシャーを掛けられることはあっても、褒められたことは皆無に近かったので、ツラい・しんどい思いをしている子どもたちの気持ちって、すごくよく分かります。

なので、ウチの子に限らず、父兄参加みたいな場で他所のお子さんと接する時も常に、褒めちぎるよう、心掛けています。一人一人の子どもの、それぞれの日常の境遇は分かりませんが、例え他人でも、例え一時でも、褒めてもらうことができた、という経験は子どもにとって嬉しいこと、だと思うからです。

“「いくら学力(学歴)が高くても」「学校の勉強だけできても」がどんだけ子供を無気力にさせてるか少しは考えろ”

ゆとりが良いの悪いの、などなど、手法を論ずることも大事ではありますが、基準となる理念あるいは指向といった類をしっかり確立しておかねば、その手法の是非自体も検討することさえできない、と私は思います。

結局のところ、社会と教育という非常に重要な関係性に一貫性を欠いている、ということなのでしょう。そして、その矛盾を日常的に子どもたちへ押し付けていることに、お子さんがいらっしゃる・いらっしゃらないにかかわらず、多くの大人たちが気づくべきなのでしょうね。

幼年期の終り ではありませんが、子どもたちが存在しない社会など存在することが可能でしょうか。

未来を感じることができるから社会に活力が出てくる。そして、その未来を形づくるのは子どもたち。そういう世代の存在を感じ取ることができる能力、大切にする気持ちが、日本人には欠落してきているように思うのは、私だけでしょうか。

まぁ、難しい話は後にしても、ぜひ、世の大人のかたがたには、まず子どもを褒める、ということから真剣に考えてみて欲しいですね。

あっ、ちなみに、嬉しそうな顔を見ると、こっちが癒される特典が付いてきますよ(w